【骨格診断】骨格ナチュラルの特徴と服選び&コーディネートのコツ【サンプル記事】
スタイルアップ理論として浸透しつつある骨格診断。
自己診断・プロ診断問わず、自分の骨格タイプを知っている方も多いのではないでしょうか。
例えば、自分が「骨格ナチュラル」だと知ってはいるけれど、どんなコーディネートが似合うのか、いまいちピンときていない方もいらっしゃると思います。
本記事では骨格ナチュラルの特徴や、服選びのポイント、コーディネートを考えるときのコツをお伝えしています。
骨格ナチュラルが得意なコーディネートを写真でもご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
・ナチュラルタイプは骨格の強さに負けない、ボリューム感のあるアイテムが似合いやすい
・服だけでなく、ファッション小物や靴もボリューム感のある大きめアイテムが似合いやすい
・苦手なアイテムも重量感、ボリューム感をプラスするだけで着こなせる
骨格診断とは
骨格診断とは、自分の体型をより魅力的に見せてくれる服や、コーディネートのポイントがわかるスタイルアップ理論のこと。
筋肉や脂肪の付き方や、関節の大きさ、皮膚の質感などの身体の特徴から、その人に似合う服の形や素材、着こなしのコツを知ることができます。
診断結果は身体の特徴別に、ストレート、ウェーブ、ナチュラルの3つのタイプに分類されます。
骨格ナチュラルの特徴
ナチュラルタイプの大まかな特徴をご紹介します。
以下全てに当てはまらなくとも、当てはまる項目が多い方は、ナチュラルタイプの可能性が高いです。
皮膚の特徴
ナチュラルタイプの皮膚は、触るとサラッとしていて、どちらかというと乾燥している印象。
皮膚を引っ張ると伸びやすい傾向があります。
上半身の特徴
上半身には以下のような特徴があります。
□ 首の下から肩関節まで、鎖骨が太く伸びている
□ 首の筋が目立つ
□ 横から見るとデコルテに厚みがあり、触ると肉より骨を感じる
□ ブラジャーの肩紐は長めがフィットする
□ 手首の骨が大きく目立つ
□ 手の甲の筋が太く目立つ
□ 肩甲骨が大きい
□ 手が大きい
骨格診断では上半身、特に首やデコルテあたりの特徴が、診断結果に大きく影響します。
なので自己診断をするときは、上半身をしっかりチェックしてくださいね。
下半身の特徴
下半身の特徴は以下のようになります。
□ 膝関節のすぐ下の骨が大きく出ている
□ くるぶしが子供のゲンコツ並に大きく出ている
□ アキレス腱がクッキリ出ている
□ 足のサイズが大きい
自分は骨が目立つタイプなのか分からないという方は、人と比べながらチェックしてみてください。
1人で診断するより分かりやすいですよ。
骨格ナチュラルの服選びとコーディネートのポイント
ここからはナチュラルタイプのファッションについてお伝えします。
ナチュラルタイプは、「骨や筋が大きい・太い」のが最大の特徴。
この骨や筋の強さに負けないアイテムを選ぶことが、ポイントになります。
重量感のある服を選ぶ
ナチュラルタイプの方は、用尺をたっぷり使った服や、生地に厚みのある服、ズルッと丈の長い服など、重量感のある服が似合います。
ナチュラルタイプの方は木製ハンガーのような骨格をお持ちです。
木製ハンガーのように、どんなに重たい服でも、服の形をキープできる骨格なので、服のボリュームに身体が負けず、素敵に着こなすことができます。
逆に、薄い生地の服など軽い服を着ると、身体ばかりが目立ち物足りない印象になるので、注意が必要です。
コーディネートを組むとき、全身を重量感のある服でまとめる必要はありません。
トップスとボトムスのどちらかに取り入れるだけでも、スタイルアップします。
ボリューム感のある靴がポイント
コーディネートの印象を大きく左右する靴。
靴が似合っていると、一気に垢抜けた印象になります。
なので、靴こそ似合う物を選んで欲しいと思います。
ナチュラルタイプは、くるぶしやアキレス腱が大きく出ている方が多く、足元の印象が強くなりがち。
そのため、足首まわりをスッポリ覆うような靴や、くるぶしやアキレス腱の強さに負けないボリュームのある靴が似合います。
ボリュームのある靴とは
・ヒールが太めのもの
・厚底のもの
・足の甲がしっかり隠れるような、生地を沢山使ったもの
・ハイテクスニーカー
・ブーツ
などがあります。
きゃしゃなストラップのついた靴や、細いヒールの靴は、骨格の強さとアンバランスな印象になります。
無理して履いているように見える可能性があるので、注意が必要です。
靴を変えると、コーディネートの印象がガラッと変わります。
なので、まずは靴から似合うものを取り入れてみてはいかがでしょうか。
ファッション小物も大きめアイテムが得意
腕時計や指輪、ピアスやマフラーなど、あらゆるファッション小物も大きめサイズがオススメです。
他の項目にも出てきましたが、ナチュラルタイプの方は骨格の強さに負けない、重量感のある大きめアイテムが得意です。
この法則はファッション小物にも当てはまります。
特に腕時計や指輪などの、骨や筋が目立つ部分に着けるものは、メンズアイテムのような大きさのものも、違和感なくオシャレに着けられます。
大きめアイテムが似合うのは骨格ナチュラルならでは。
メンズアイテムや大きめサイズのファッション小物に馴染みのない方は、ぜひ一度試着してみてください。
想像以上にしっくりくると思いますよ。
骨格ナチュラルの要注意アイテムと似合わせ方
ここまでナチュラルタイプが得意なアイテムをご紹介してきました。
しかし、「クローゼットにあるのは正反対のものばかり…」そういった方もいらっしゃるのではないでしょうか。
それでも大丈夫。
骨格的に苦手なアイテムも、似合わせることができます。
ここからは苦手なアイテムを着こなすヒントをお伝えします。
薄い生地の服には重ね着を
薄くて軽い服を着るときは、もう一枚服を重ね着することをオススメします。
先ほどもお伝えしたように、ナチュラルタイプは重量感のある服がピッタリ。
なので薄くて軽い服を着るときは、重ね着で重量感をプラスすると、スタイルアップします。
写真左は、薄いブラウスの中にハイネックのニットを着て、重量感を出してみました。
写真右のようにジャンパースカートを合わせて、重さを出すのもオススメです。
このように薄い生地の服には、もう一枚服を重ねて、似合わせることができます。
きゃしゃなアクセサリーは重ね付け
線の細いアクセサリーは、重ね付けでボリューム感を出してみてください。
ナチュラルタイプは、きゃしゃなネックレスや指輪をひとつ着けただけでは、骨や筋の大きさに対して物足りない印象になりがち。
しかしここは数のチカラで解決できます。
下の写真は指輪の例ですが、一つの指にきゃしゃな指輪を複数着けるだけで、ボリューム感が出てオシャレな印象になります。
ネックレスやブレスレットも同じです。
何だか物足りない…と感じたときは、重ね付けをしてみてくださいね。
丈が短いボトムスにはブーツを
ミモレ丈やクロップド丈など、中途半端な丈のボトムスをお持ちの方は、ブーツを合わせてみてください。
一気にスタイルアップします。
ナチュラルタイプの方が足首の出るボトムスを着ると、大きく出ているくるぶしやアキレス腱に目が行ってしまい、どうしてもボトムスが寸足らずな印象になってしまいます。
そんなときは、ブーツが役に立ちます。
ブーツを合わせると足首をカバーできる上、丈が足りていない余白部分を埋めることができるからです。
秋冬はブーツで簡単に解決できますが、夏場はどうしたら?と思う方もいらっしゃると思います。
夏場にオススメなのがブーツサンダルです。
ブーツサンダルとは、写真のようにつま先がオープンになっている、夏用ブーツです。
足元に余白ができやすい夏のスタイリング。
コーディネートに困ったときは、ブーツサンダルを合わせておけば何でも解決します。
それくらい万能なアイテムです。
骨格ナチュラルコーディネート実例
最後にナチュラルタイプが得意なコーディネートをご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
重量感が大切
トップス、ボトムス共に丈長めの服に、厚底ブーツを組み合わせています。
この重量感を着こなせるのは、ナチュラルタイプだけ。
丈が短いボトムスにはブーツを
中途半端な丈のスカートに、ブーツを合わせています。
足元の余白をブーツが埋めてくれているので、違和感がなくなっています。
色で重たさを出せる
色の心理効果を使うのもおすすめです。
黒やネイビーなどの暗い色を使うことで、重量感を出すことができます。
ナチュラルタイプは写真のように色も素材(※デニム素材着用)も重たい、メンズライクなコーディネートも着こなせます。
まとめ
ここまで骨格ナチュラルタイプの説明と、得意なアイテムやコーディネートの説明をしてきました。
コーディネートの全てを得意なアイテムでまとめる必要はありません。
得意なアイテムを1つでもコーディネートに取り入れることが、スタイルアップのポイントです。
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